組合員の皆さまの山林の整備をお引き受けしています。
山林の現状に合わせた施業をご提案、間伐・植栽・下刈り・枝打など作業全般を行っておりますので、お気軽に森林組合までご相談ください。

森林の境界管理や、山林施業実施のアドバイスも行っています。

整備内容

植栽[3~4月頃]

植栽の様子

春 – Spring –

「植え付け」の作業がはじまります。
植える場所の近くまで、車で苗木を運び、そこからは人力で担ぎ、鍬で地面に穴をあけて苗木を差し込み、土を被せ足でしっかりと踏み固めます。
スギやヒノキは、1ha(100m×100m)に約3,000本の苗木を植えていきます。

下刈り[7~8月頃]

下刈りの様子

夏 – Summer –

「下刈り」の作業を行います。
春に苗木を植えた山は、日当たりがよく、ツルや雑草類が旺盛に繁茂します。
このツルや雑草を刈払い機で、刈る作業を「下刈り」と言います。
気温・湿度共に非常に高く、炎天下での作業は、大変辛いですが、苗木を成長させる為には、重要な作業です。
7~10年間行います。

枝打ち[10~2月頃]

枝打ち後のヒノキ

秋~冬 – Autumn~Winter –

「枝打ち」に適した時期です。
枝打ちの効果としては、通直で、形のそろった、節の無い、商品価値の高い木材が歩留まりよく生産できます。
また、枯れ枝を落とすことで、病害や害虫の蔓延を予防できます。
林内には光が差し込み、落葉・落枝の分解が早くなり地力の維持・増進がはかれます。
下刈りが終わった8~20年生の間に計画的に複数回行います。

間伐[10~2月頃]

間伐の様子

秋~冬 – Autumn~Winter –

木は、水と二酸化酸素と太陽光の三つで成長しており、その内、人がコントロールできるのは「太陽光」です。
間伐は、成長の悪い木や形状の悪い木を伐採し、隣合う木と木の間隔を広げ、残った木がより多く光を取り込み、成長させるための補助作業です。
伐り出された丸太は、商品として木材市場やバイオマス発電用に出荷されます
「間伐」は目標林型に近づける為の手段です。
概ね20~60年生の間に計画的に複数回行います。

主伐[10~2月頃]

主伐後の山林

秋~冬 – Autumn~Winter –

間伐を複数回行い、50~60年以上成長した木は、収穫の時期を迎えます。
「主伐」は森の循環サイクルの一番最後にあたります。
間伐同様、伐り出された丸太は、商品として木材市場やバイオマス発電用に出荷されます。

地拵え[12~3月頃]

地拵えの様子

冬 – Winter –

主伐した山は、その後再び木材を生産する為に植栽します。
苗木を植え易くする為に、地面の上に散らばっている枝葉や生えてきた灌木を伐り、片づけておく必要があります。
「主伐」から「植栽」まで一貫して行う事で、「地拵え」の手間を大幅に削減する事ができます。

特殊伐採等の作業を承っております。
お気軽にご相談下さい。

近年、住宅地、別荘などの危険木、支障木の伐採依頼が増えております
ご依頼の際は現地にて立会を行い、お見積もりいたしますので、お気軽にご連絡ください。